本品は、日本の宇宙開発においてJAXA(宇宙航空研究開発機構)が打ち上げてきた
歴代の人工衛星をイラストで紹介するマグカップです。
日本初の人工衛星「おおすみ」から始まり、その数およそ100機!
現モデルでは、2016年2月にH-IIAロケット30号機で打ち上げられた
X線観測天文衛星「ひとみ」(ASTRO-H)までが収録されています。
マグカップの周囲360°に、所狭しと集まった人工衛星たちは
オーソドックスな箱形の機体から、一風変わった独特の形状を持つ機体まで、実に様々。
「なるべく軽く」がモットーの人工衛星ですから、おそらくは機能美として生まれた姿ですね。
各イラストには名前も書かれていますので、気になった人工衛星はぜひ調べてみてください!
また、人工衛星を打ち上げるロケットにも興味がある方は、姉妹品の
日本の歴代ロケットマグカップ もご覧くださいね。
いろんな情報を探した末に、お気に入りの人工衛星が見つかりますように☆彡
【人工衛星について】
我々が「人工衛星」と呼んでいるものは、専門的には「宇宙機」という名前でまとめられていまして、
人工衛星という呼び名は、宇宙機の中で、特定のある働きを持つ機体たちの呼び名のようです。
宇宙機は、どれも打ち上げロケットで大気圏を脱出し、宇宙空間で運用されるものなのですが
その働き方によって、人工衛星以外の呼び名に分けられることがあります(例外もあります)。
★人工衛星:主に地球を周回する宇宙機です。同じく地球の周りを回る「月」という衛星とは異なり、
人の手で作られた衛星なので「人工」衛星と呼ばれます。
具体的な運用目的がある機体が多く、「だいち」や「ひまわり」のように、人々の生活や国家運営などに
大きく貢献しています。
宇宙機全般が「人工衛星」という名で親しまれているのは、我々の生活において身近な宇宙機に
「人工衛星」が多いからではないでしょうか。
★人工惑星:火星や金星などの「惑星」と同じように、太陽を周回する宇宙機です。
「はやぶさ」や「あかつき」のように、他の星を調べに行く「宇宙探査機」や、
惑星観測衛星「ひさき」のように宇宙空間で天体観測を行う「宇宙望遠鏡」などがこれに当たります。
また、上記の2つは無人機が多いのですが、人を乗せることを想定した機体は「有人宇宙機」と呼ばれます。
例えば、スペースシャトルやソユーズなどの宇宙船です。更には、史上最大の人工衛星である
「国際宇宙ステーション(ISS)」も、有人宇宙機に該当します。
…え?UFO?UFOは…ちょっと未確認なのでわかりません…。
本品でドリンクを飲みながら、たくさんの人工衛星について興味を持っていただければ嬉しいです。