本品はもともと、人工衛星の機能を学習するための教育教材として
教育現場向けに作られた、木製模型キットです。
自らの手で、小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)の模型を組み立てることで
パーツの名称や機能など、人工衛星について学ぶことができます。
この木製キットではレーザー加工が用いられ、プラモデルのような精巧品とは一線を画す
木工特有の味わいを楽しむことができます。
また、完成品をインテリアとして飾ってみると、木の持つ有機的な温かみを感じさせてくれますよ。
素朴な木製模型「はやぶさ」の工作を通して、宇宙や人工衛星だけでなく
日本の科学技術についても興味を持ってもらえたら嬉しいです!
小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)は、日本の宇宙開発を担う
JAXA(宇宙航空研究開発機構)が開発した宇宙探査機です。
2003年5月9日にM-Vロケット5号機で打ち上げられ、地球から約3億km離れた
小惑星「イトカワ」まで飛んでいった「はやぶさ」は、多くのトラブルに遭いながらも
7年の歳月を経て地球圏へ帰還。世界初の快挙を成し遂げ、大気圏へ突入する
最期の光跡は国内外の人々に感動を与え、話題を呼びました。
後継機「はやぶさ2」も同様に小惑星を探査する旅に出ましたが、今なお「はやぶさ」は
多くの人々の脳裏に光跡を残し、数多くの功績と共に語り継がれています。
そんな誇らしい宇宙探査機「はやぶさ」を模した本品では、
「はやぶさ」が小惑星からサンプルを採る装置・サンプラホーン(試料採取用の円筒)が
小さな円形パーツを複数使うことで、見事に表現されています。
また、3本のつまようじ(この材料は別途ご用意ください!)を使って頂部を支える
特徴的な天面のパラボラアンテナもいい出来映え!
色がなくても「はやぶさ」らしさを出せるほど、ヴィジュアル再現に尽力していることが
この商品を「模型」と言わしめる大切なポイントなのだと思います。
簡素化してあるとはいえ、なかなか手応えのある工作キットですが、無事に完成させられたなら
「はやぶさ」の開発者気分が味わえるほど?きっとご満足いただけると思います!
商品サイズ | B5判(厚さ3mm) |
---|---|
完成体サイズ | 幅136×奥行き114×高さ93mm(支柱含む) |
台座サイズ | 縦72×横120mm 楕円形 |
素材 | 合板材(木質材料) |
用意するもの | 木工ボンド・アンテナ用つまようじ3本・カッターまたはニッパー(切断器具) ※木工ボンドを上手に塗るために、作業用のつまようじを別途用意することをお勧めいたします。 組み立て方の詳細は、同梱の説明書をご覧ください。 また メーカーの公式サイト には、クリップなどの補助グッズを使った作成手順やコツが写真つきで載っています! |
監修 | リモート・センシング技術センター(RESTEC) |
備考 | ・上記サイズは実測値です。組み立て条件などにより若干異なる場合があります。 |
メールマガジン・SNS
ご案内
法人のお客様