打上Vlog

MMX・H3ロケット10号機、打上げ成功!現地からの様子をレポート


今回のレポートでは、ロケットの打ち上げ時刻を基準とした表記
(X-●●/X+●●)を用いています。

それぞれの表記は、以下を意味します。

・X-(エックスマイナス):
打ち上げの瞬間までの残り時間を表します(カウントダウン)。

・X+(エックスプラス):
打ち上げの瞬間からの経過時間を表します(カウントアップ)。



※南の島と言えば!綺麗なお花の代表格ハイビスカス。
(ちなみに、赤のハイビスカスの花言葉は「勇敢」。)




■19日(月曜)種子島入り

X-27時間

鹿児島市の鹿児島本港南埠頭、通称「トッピー乗り場」に到着。
07:30発のトッピーに乗船し、09:10頃に種子島・西之表港へ。

予定では08:00発・屋久島(宮之浦)経由の便に乗船予定だったのだが、
なにせこの便、乗船時間が3時間ほどある。

膀胱に余裕のない今回のスタッフ2名(つまり全員)は、
「できれば乗船時間の短い便に乗りたい…」
とうっすらこだわりをみせる。

そこで当日の朝、トッピー乗り場で07:30発の便のキャンセル待ちにチャレンジしたのだった…。
運よくチケットを入手し、こうして2人の膀胱は守られた。

※船内にはトイレがあります!
スタッフ2名は、航海中に席を立つのが大変だと感じるタイプのため、このようなこだわりを見せています。


西之表港から種子島宇宙センターへ向かう道中の楽しみの一つといえば、そう、屋久島観察である。
今日は屋久島がほとんど見えない。
(いつも割と見えない)

屋久島は種子島のすぐお隣にあり、
種子島から肉眼で見ることができる。そして、結構大きい。

その大きさと、雲に隠れた島のシルエットから、
初めて見ると「これが屋久島だ」とはなかなか気づけないのである。

※この日の屋久島の様子は、筆者がドライバーだったため撮影できず…。
この写真は帰る日に撮った写真です。


「雨の島、屋久島」。
国内でも有数の降水量を誇る島である。

標高1,936mの宮之浦岳をはじめ、
高い山々がそびえる屋久島。

その地形の影響で雲が生まれやすく、
山々は雲に隠れていることが多い。

種子島と屋久島は、とっても近い場所にある。
それなのに、島の成り立ちが違うため、地形も島の表情もまるで異なる。

山がちな屋久島に対し、種子島は平坦な島。
トッピーに乗って海から眺めても、
ずいぶんと平らに見える。
まるでブルドーザーで高いところを
削ってしまったかのようだ。


種子島に上陸!
暑い。あまりにも暑すぎる。
そして湿度が超高い。ベッタベタする。

8月か?高温多湿JAPANな8月なのか??
体にも目にも、直射日光が刺さる。

今日は関東も超暑いらしいじゃない。
困っちゃうね。

車のエンジンを止めて30分ほどするだけで車内は灼熱である。
暑さにやられてそうな飲料水が増えるいっぽうだ…。

車内に置き忘れたスマホも、あまりの暑さでチリチリに熱くなっていた。
びっくりして、思わずスマホを放り投げた。
(高温多湿な空間に電子機器を置いたらいけません!!)
※ちなみに、この日の気温は「22度/29度」。湿度は「84~97%」!

科学館へお邪魔する。
売店にはMMXのプロマネからの熱いメッセージが!!

みちびきのパネルも健在!
よく見ると「宇推くりあ」さんのサインもありました。


科学館を出て宿に向かう。

それにしても、本当に湿度が高い。
快適な涼し~い館内から外に出ると、温度差でメガネが曇る。
前が見えない。

メガネどころか、
エアコンをつけて走っている車のフロントガラスまで白く曇っていく。

ワイパーを使わないと走れないほどだ。

種子島在住の方に今日の天気について伺うと、
「さすがに今日は湿度が高すぎる…」
とのコメントをいただいた。


X-8時間30分。

宿に到着。
とりあえずシャワーを浴びて、日中にかいた滝のような汗を流す。
そして、可能な限り仮眠をとる。

今夜は虫さんたちで大賑わいのご様子。
やあ、こんばんは。
ハサミムシさん1号、2号、3号、4号…。

……同部屋のメンツ、多くない?
私の宿代、高くならない?


■20日(火曜)打上げ当日

あまり眠れず、仮眠はわずか1時間。
時間の感覚も体調も、だんだん訳が分からなくなってきた。

宇宙開発では、地球や天体の動きに合わせてスケジュールが決まる。

最先端のことをしているけれど、
宇宙を相手に、人間の都合は通用しないのだ。

プロジェクトに携わる皆さまのご苦労を想像すると、本当に頭が下がる。
どうか、お体を大切にしてください。



X-2時間10分

ロケットの打ち上げ見学スポットでもある長谷展望公園に到着。
商品の陳列を済ませ、いざ物販開始!

薄い雲が所々にあるけれど、夜空には星々が輝いていた。
オリオン座の三ツ星の下には、小三ツ星がはっきりと並ぶ。
すばるは7つの星が見え、シリウスは煌々と輝いている。

そして、H3ロケットとMMXを見守るかのように、
赤い星、火星も姿を見せていた。

MMXが目指すフォボスも、
地球のことを気にしているのかなあ。

これから君に会いに行く子がいるから、
よろしくね!


X-5分

それぞれに時間を過ごしていた見学者たちが、射場に視線を向け始める。



X-30秒

この頃になると、見学者たちの動きがほぼ完全に止まる。
スマホの明るい画面が次々と浮かび上がり、
皆、静かにシャッターを切る準備をする。


X-10秒

どこからともなく、カウントダウンのアナウンスとは別の
カウントダウンの声が聞こえてくる。

そして、打ち上げの瞬間。
強烈な閃光が走る。

あまりのまぶしさに、

あちこちから声が上がる。

上昇していくロケットを見守っていると、
「これが大型ロケットなのだ」 と言わんばかりの音圧が、遅れて届く。

射場から6kmも離れているのに、

この音なのか。
ロケットのすさまじいパワフルさを、

文字どおり肌で感じる体験だ…。

※音が出ます。ご注意ください




H3ロケットの基本形態である
22S(補助ロケット2本)よりも、
さらに派手。とにかく派手!

30S(補助ロケットなし)と比べると、
見ていて頼もしく感じるほどの勢いで、天を目指していく。
やっぱり、ロケットの打ち上げは最高にかっこいい。

工学や巨大な人工物が好きな人も、
シンプルに宇宙や科学が好きな人も、
チャンスがあれば、ぜひ一度見てほしい。

写真や動画だけでは伝えきれない、
特大級の魅力が、そこには詰まっている。

ロケットの光が周りの星々に溶け込んでいく頃、
補助ロケットが分離する。

くるくると回りながら落下していく様子が、
肉眼で見えた!

あいにく、筆者の撮影機材はスマホ。
この様子を捉えるのは、さすがに厳しい…。

詳しくは、こちらの美しい映像をチェックだ!
URL:https://www.youtube.com/live/sZGyK9jfoy4?si=cu33W_TFXy6Hi_ac&t=3497


X+50分

打ち上げからしばらく経っても、長谷展望公園にはまだ見学者が残っている。

そのお目当ては…多分、おそらく…
今回のロケットの打ち上げ後、現れる「夜光雲」だ。

日の出前や日の入り後の打ち上げでは、
ロケットが残した上空の雲が
太陽の光に照らされ、
不思議な輝きを見せることがある。

条件がそろえば、この幻想的な光景に出会えるのだ。

筆者も人生で初めて夜光雲を目撃できた。

なんて妖しく美しい光景なんだ…。
生きててよかった…。
何時間でも見ていられる…。

今日のロケットの打ち上げで
夜光雲という現象を知らない人が
この光景を見たら、
どう感じるのだろうか。

吉凶の兆し?
それとも、ただただ、
その美しさに心を奪われるのかもしれない…。


~夜光雲ってなに?~
暗い空に、光って見える雲のこと。
地上には太陽の光が届いていなくても、日の出前や日の入り後は、
はるか上空にある雲には光が届く。
そのため、暗い空の中で、
はるか上空にある雲だけが光って見えるのだ。

ロケットの打ち上げによって生まれる雲も、
条件がそろうと、このように輝いて見えることがある。

打ち上げ時刻があらかじめ分かっていれば、
観察のチャンスを狙えるのも楽しみの一つだ。


X+4時間

撤収作業などをひと通り終え、
荷物を置いている宿へ向かう。
移動中に打ち上げ成功の知らせを確認し、、
ほっとひと安心。

……あれは!!!!
虹だ!! 虹が見えるぞ!!!!

太陽とは反対方向、西の空に!
ほら!!!! 虹!!!!


X+5時間30分

西之表港に到着。
トッピーの乗船まで少し時間に余裕があるので、港周辺を散策する。

※「種子島といえば」の看板のひとつ。

……おお!?
あれは豪華客船「飛鳥Ⅱ」だ!!!
寄港中だ!

いいなあ、豪華客船。
一度は乗ってみたいなあ~~。

おっきいな~。
目の前にマンションがあるみたいだな~。
人がめっちゃ小さく見えませんか?


X+6時間30分

トッピーに乗船。これから鹿児島本土へ。

チケットを見せて、大きな荷物を預けて、
指定の席に座り、シートベルトを締めて…。

…………、………………、

意識が戻ったら港についていた。


X+8時間10分

鹿児島市の鹿児島本港南埠頭に到着。

お昼ごはんなのか、朝ごはんなのか、
はたまた夜ごはんなのか。
もはや何ごはんなのか分からない食事を、
お腹いっぱい食べて満足。

その後、鹿児島中央駅方面の
高速バス乗り場へ向かう。

バスが来た!
チケットを見せて、大きな荷物を預けて、
空いている席に座り、
シートベルトを締めて…。

…………、………………、

「到着します~」のアナウンスで
意識が戻った。


X+11時間

鹿児島空港で搭乗を待つ。

大きな荷物を預けて、保安検査を通過。
搭乗口付近でぼんやりと待機する。


やがて搭乗列に並び、機内の指定席へ。
シートベルトを締めて、機内安全ビデオを見て…。

…………、………………、

着陸時、タイヤが地面に触れる衝撃で
目が覚めた。


預け荷物を回収して、
空港ごはんにありつく。
そして、同行スタッフと解散!
お疲れ様でした。


とっても良い打ち上げでした!
成功おめでとうございます!!!

今回は最高に綺麗な景色を
たくさん見れた回でした。

どんどんロケット打ち上げ沼に
ハマっていきますね…
もう後戻りはできません!


■今回のVlog
「MMX・H3ロケット10号機打ち上げ」の情報

・ロケット:H3ロケット10号機
・打上げ時間帯:午前4時41分03秒
・搭載衛星:MMX(火星衛星探査計画)
・MMXのミッション:火星の衛星である「フォボス」からサンプルを採取し地球に帰還すること。

・H3ロケット10号機 特設サイトはこちら
・MMX 特設サイトはこちら

  • 2026.10.30
  • 10:31

H3ロケット6号機、打上げ成功!現地からの様子をレポート




まずご紹介するのは、種子島の玄関口・西之表(にしのおもて)港のすぐ近くにある、大迫力のロケットモニュメントと歓迎看板です!

・ロケットのブースター: 「西之表市」の文字と、島の方言で「おじゃり申せ(いらっしゃいませ)」のメッセージ。

・左側の看板: 「星空日本一に輝いた種子島へ ようこそ おじゃりもうせ」という温かい歓迎の言葉。

到着した瞬間から、まさに「宇宙に一番近い島」にやってきたんだ!というワクワク感に包まれる、種子島ならではの景色。宇宙好きな方にも人気のスポットです。


H3ロケット6号機の「機体移動」が、前日の19:30から始まりました。

この日は空の一部に星が見え隠れするお天気。夜の早い時間帯ということもあり、現地では多くの見学者が見守る中での移動となりました。

ロケットは、ここから写真の「右側」へとゆっくり移動していきます。
また、ロケットの「左側」に写っている大きな建物は「VAB(大型ロケット組立棟)」。ここでロケットの整備や最終準備が行われます。


※ここで現地スタッフからプチ悲劇のお知らせ
実はこのとき完全に「虫刺され対策」を忘れており……
なんと蚊に30ヶ所ほど刺されてしまいました!
夜間のロケット見学や屋外イベントに行かれる際は、「蚊のゴールデンタイム」にくれぐれもお気をつけください……。


日付が変わって、いよいよ打上げ当日の午前7時。「長谷公園」に到着しました。

島を巡っていると、目にするのがこの「打上成功祈願」の青いノボリ!
切手風の種子島のデザインが可愛いです。
島中がカウントダウンに向けて盛り上がるのを感じます。


そして、いよいよこちらが打ち上げ会場の様子です。

展望スポットには、すでに多くの見学者の皆さんがスタンバイ中。心地よい緊張感とワクワクした空気がエリア全体に広がっています。

ですが、打ち上げ時刻が近づくにつれて風も弱まり、安心してその瞬間を迎えることができました。

少し雲は浮かんでいるものの、ご覧の通りの気持ち良い青空!
ひとまずお天気の心配はなさそうで、ホッと一安心です。
私たちも会場のすぐ近くに特設ブースを設営し、現地を一緒に盛り上げました!

実は午前7時頃の時点では風がとても強く、テントを張るのも少し心配なほどでした。

ですが、打ち上げ時刻が近づくにつれて風も弱まり、安心してその瞬間を迎えることができました。

・H3ロケット6号機 限定グッズ
こだわりのデザイン:

今回の目玉は、なんといっても「3基の液体ロケットエンジン(LE-9エンジン)」が描かれたデザイン! H3ロケット6号機の「打上告知ポスター」のデザインを踏襲した、ファン垂涎の仕様となっています。

定番のTシャツやトートバッグ、タンブラー、ステッカーなど多数ご用意しました。

ブースには大変多くの宇宙ファンの皆さまにお立ち寄りいただき、スタッフ一同、皆さまと一緒にこの特別な時間を共有できたことを心から嬉しく思っています。


ご来店くださった皆さま、本当にありがとうございました!


そして……いよいよ運命の打ち上げの時!
皆さんもご存じのとおり、H3ロケット6号機は見事に打ち上げ成功しました!!!

下部にあるのは、その打ち上げ時の動画です。
望遠レンズを使用していないため機体は小さめですが、リアルなカウントダウンの実況が入っています。

メインエンジンである3基の液体ロケットエンジン(LE-9)に火が灯った瞬間、これまでのロケットに比べて煙が少なく、いつもよりゆっくりと打ち上がっていきました。
また、液体燃料を使用しているため、肉眼ではその炎がいつもより「青白く」見えたのが印象的です。

現地は大興奮と感動の拍手に包まれました。
打ち上げ直前のピリッとした緊張感と、飛び立った瞬間の震えるような臨場感を、少しでも感じていただけたら嬉しいです。


感動の打上げを見届け、いよいよ帰路へ。 港へ向かうと、鹿児島と種子島を結ぶ貨物フェリー(RORO船)の「新さつま」に出会うことができました!

船体に大きく書かれた「Super CARGO FERRY」の文字通り、トラックや重機、様々な物資の海上輸送を一手に担っている頼もしい船です。

ロケットだけでなく、こうした船が島の人々の暮らしや、私たちの旅を力強く支えてくれているんだな、と改めて実感しました。

前日の「打上げ成功祈願」から変わった「祝 打上げ成功」ののぼり。打上げ終了の1~2時間後には即座にのぼりが差し替えられていきます。 種子島らしいこうしたユーモアと心遣いある演出に、とても温かい気持ちになりました。


今回の種子島レポート、楽しんでいただけましたでしょうか? 現地の雰囲気や打上げの様子を少しでもお届けできていれば幸いです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

  • 2026.10.23
  • 16:35

みちびき7号機×H3ロケット9号機打上げ会場の様子を写真とともにご紹介

※種子島宇宙センターの売店にディスプレイされていたパネル

■8/7(金曜)社内にて 延期続きだった打ち上げ日が確定する。
……まだ荷造りしていない!急いで準備だ!

■8/8(土曜)羽田空港→鹿児島空港 お盆のフライトということで、「どれほど混雑しているのだろう?」とドキドキしながら、早めに空港へ向かう。

ところが――

あれ?
なんだかお盆どころか平日よりも空いてない?
拍子抜けしつつも、うきうきでチェックイン!

…しようとしたら、 天候不順(鹿児島側の台風の影響による強風)により、 鹿児島空港に着陸できない可能性があるというお知らせがバンバン出てきた。

つまり、夕方にまだ羽田にいる可能性があるということ。
とはいうものの、どうすることもできないので搭乗…。


結果:無事に鹿児島空港へ到着!


想定通り風が強く、1度着陸を断念。
ゴーアラウンド(着陸のやり直し)となったものの、無事に鹿児島の地に降り立つことができた!

機内はかなり揺れて、少し緊張&不安モードに。
そして、無事に着陸した瞬間――
機内から拍手が沸いた!
機長さんたち、本当にありがとう!!

ちなみに、酔い止めを服用していなかった同行者は、しっかり飛行機酔いをしたのであった……。


■鹿児島空港→天文館 リムジンバスで移動する。

この日は天文館のホテルに宿泊。
翌日の午前中には、鹿児島港から種子屋久高速船「トッピー」で種子島へ渡るぞ~~!
……と思っていたのだが。

夜になりトッピーから、
「明日の午前中の便はすべて欠航」
と通知が届いた。

なんということだ…

一方、フェリー「わかさ」は出港するらしい。

えっ、出港するの!?
波、高いみたいだけど出るの!?

離島の暮らしを支えるフェリー、強し。
島民たちの生活に欠かせない物資を運ぶ、まさに島の命綱。こういうときの頼もしさがすごい。


※フェリー「わかさ」はこちら!


■8/9(日曜) 朝9時。
とりあえず鹿児島港へ向かい、今日の運航状況を確認することに。

……やっぱり天候不順で、午前便は欠航だ。

港に行ってみると、なんということ。
すでに50名ほどが待合室でぼんやりと座っていらっしゃるではないか。

どうやら皆さん、キャンセル待ちらしい。
さすが、気合いの入り方が違う……!


※待合室の様子。みちびきのポスターが貼ってありました。

午前便はすでに欠航が決まっていたので、午後便のキャンセル待ちも考えましたが、この日の乗船は早々に諦め、明日の便へ予約を切り替えることに。

なんとかギリギリ空席があった!
お盆の帰省シーズンも重なり、いつも以上に満席状態だ。

ここで、天候不順に備えて保険として確保していた天文館のホテルが効いてくる。
安心してもう1泊できるぞ~!


■8/10(月曜) 朝9時。
鹿児島港に到着し、乗船待機。


※写真は、噴火後の桜島。雲に見えるもの、実は全部火山灰なんです……!

※高速船(トッピー・ロケット)

昨日の荒れた天候とは裏腹に、この日は定刻どおりの運航。
船もほとんど揺れず、穏やかな航海だった。

お盆の帰省ということもあって、船内ではキッズたちが大はしゃぎ。
楽しそうで何より!

トッピーでこんなに元気なキッズたちを見るのは初めてだったので、なんだか新鮮だ。
ありがとうトッピー!!


※当日の海の様子。波も穏やか。

そして、ついに種子島・西之表港へ到着!
さあ、ここから怒涛の1日が始まる。

現地でいろいろと仕事をこなし、宿へ移動。
身支度を整えて少し休憩したら――

いざ、物販会場へ!


■8/11(火曜・山の日) 日付が変わったころ、宿を出発。
今回の会場となる長谷公園へ向かう。

長谷公園は、南種子町にある公式見学場のひとつ。
駐車場に着き、車を降りた瞬間、目に飛び込んできたのは満天の星空。

天気予報では雲が多い予報だったけれど、幸運にもほぼ快晴!
なんと綺麗なこと!

しかも幸運はそれだけではなく…、
今年のペルセウス座流星群の極大日が近く、明日の夜がそのピーク。
物販の準備を始める前に、みんなで少し寝転がって流れ星を満喫する。
目の良い人たちは、天の川まで発見。

キッズたちも深夜まで起きていられて大はしゃぎ。
分かるよ。楽しいよね。

打ち上げ直前まで物販のお仕事をして、ついにカウントダウン3分前。

ここでダッシュ!
急いで見守り体制に入る。


■打ち上げ時 すさまじい光の塊が、空へと昇っていく。
音圧で服が震える。

まばゆい光が周囲一帯を照らし、夜だった景色が一瞬にして昼のような明るさに変わる。
その強烈な光が雲を照らし、水の粒子によって虹が現れる。

みんな同じ方向を見上げながら、一斉に歓声を上げている。

ロケットが残していく煙は、
ロケット自身の光を受けて影となり、黒く浮かび上がって見える。

ロケットの光は、最後まで目で追うことができた。

見えなくなる直前には、
「星座をつくる星のひとつだよ」
と言われても分からないほど、小さな光になっていた。


※音がでますのでご注意ください。

私は今回、初めて夜間打ち上げを経験した!
「H3ロケット30S形態と比べてどうだった?」 と聞かれそうだけれど……

まばゆい光のインパクトが強烈すぎて、それどころではない。

「ものすごくすごい!!」
もう、それしか言えない。
語彙力がない……


■打ち上げ後 
西之表港→鹿児島港→鹿児島空港→羽田空港
お仕事を撤収し、朝7時ごろ宿に到着。
睡眠不足でまともな思考ができないので、とりあえず仮眠。

そして、その日の午後のトッピーで怒涛の帰路へ。 席に座った瞬間、寝落ち。
目を覚ますと、すでに鹿児島港に入っていた……。

さあ自分起きて!
ここからすぐ鹿児島空港へ向かわないと、飛行機に乗り遅れてしまうぞ!


※今回のみちびき7号機打ち上げ記念キャリーオンバッグ

急いで鹿児島空港→羽田空港へ。

……え?
関東に接近する台風の影響がある?

羽田空港に着陸できなかった場合は、
中部国際空港もしくは関西国際空港に着陸する可能性があるって?

そういえば、この便はキャンセル待ちが出るほど席が埋まっていたような……。
でも、そんな人数、搭乗口の周辺にはいないなあ……。

とりあえず流れに身を任せて搭乗しようとしたら、
今度は機材到着の遅れで30分ほどディレイ。
あれ~~。

羽田空港から帰宅するためのリムジンバスを予約していた社員が、だんだんソワソワし始める。

結果:到着したのは羽田空港だ!

やったー!!
機長さんたち、ありがとう!!

リムジンバスを予約していた社員は、
預け荷物を早々に回収し、足早に去っていく。

皆さん、お疲れさまでした!
ちなみに、リムジンバスには無事に乗れたらしい。めでたしめでたし。

今回の打ち上げの様子、いかがでしたでしょうか?

現地で気になったことや、「こんな雰囲気だったよ!」といった感想がありましたら、ぜひお気軽にSNSまでコメントをお寄せください!

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  • 2026.10.23
  • 16:35

H-IIA 50号機打上げ会場の様子を写真とともにご紹介



■8/7(金曜)社内にて
延期続きだった打ち上げ日が確定する。
……まだ荷造りしていない!急いで準備だ!

■8/8(土曜)羽田空港→鹿児島空港
お盆のフライトということで、「どれほど混雑しているのだろう?」とドキドキしながら、余裕を持って到着。

あれ?
なんだかお盆どころか平日よりも空いてない?

空港に着き、うきうきでチェックイン!
…しようとしたら、 天候不順(鹿児島側の台風の影響による強風)により、 鹿児島空港に着陸できない可能性があるというお知らせがバンバン出てきた。

つまり、夕方にまだ羽田にいる可能性があるということ。
とはいうものの、どうすることもできないので搭乗…。


結果:無事に鹿児島空港へ到着!
想定通り風が強く、1度着陸を断念。
ゴーアラウンド(着陸のやり直し)となったものの、無事に鹿児島の地に降り立つことができた!

機内はかなり揺れて、少し緊張&不安モードに。
そして、無事に着陸した瞬間――
機内から拍手が沸いた!
機長さんたち、本当にありがとう!!

ちなみに、酔い止めを服用していなかった同行者は、しっかり飛行機酔いをしたのであった……。

■鹿児島空港→天文館
リムジンバスで移動する。

この日は天文館のホテルに宿泊。
翌日の午前中には、鹿児島港から種子屋久高速船「トッピー」で種子島へ渡るぞ~~!
……と思っていたのだが。

夜になりトッピーから、
「明日の午前中の便はすべて欠航」
と通知が届いた。

なんということだ…

一方、フェリー「わかさ」は出港するらしい。

えっ、出港するの!?
波、高いみたいだけど出るの!?

離島の暮らしを支えるフェリー、強し。
島民たちの生活に欠かせない物資を運ぶ、まさに命綱ともいえるフェリーは強靭である。


当日の波の様子

■8/9(日曜)
朝9時。
とりあえず鹿児島港へ向かい、今日の運航状況を確認することに。

……やっぱり天候不順で、午前便は欠航だ。

港に行ってみると、なんということ。
すでに50名ほどが待合室でぼんやりと座っていらっしゃるではないか。

どうやら皆さん、キャンセル待ちらしい。
さすが、気合いの入り方が違う……!


※待合室の様子。みちびきのポスターが貼ってありました。

早々に今日の乗船は諦め、明日の便へ予約を切り替えることに。

なんとかギリギリ空席があった!
お盆の帰省シーズンも重なり、いつも以上に満席状態だ。

ここで、天候不順に備えて保険として確保していた天文館のホテルが効いてくる。
安心してもう1泊できるぞ~!

■8/10(月曜)
朝9時。
鹿児島港に到着し、乗船待機。

昨日の荒れた天候とは裏腹に、この日は定刻どおりの運航。
船もほとんど揺れず、穏やかな航海だった。。

お盆の帰省ということもあって、船内ではキッズたちが大はしゃぎ。
楽しそうで何より!

トッピーでこんなに元気なキッズたちを見るのは初めてだったので、なんだか新鮮だ。

そして、ついに種子島・西之表港へ到着!
さあ、ここから怒涛の1日が始まる。

現地でいろいろと仕事をこなし、宿へ移動。
身支度を整えて少し休憩したら――

いざ、物販会場へ!

■8/11(火曜・山の日)
日付が変わったころ、宿を出発。
今回の会場となる長谷公園へ向かう。

長谷公園は、南種子町にある公式見学場のひとつ。
駐車場に着き、車を降りた瞬間、目に飛び込んできたのは満天の星空。

天気予報では雲が多い予報だったけれど、幸運にもほぼ快晴!
なんと綺麗なこと!

しかも幸運はそれだけではあいません。
今年のペルセウス座流星群の極大日が近く、なんと明日の夜がそのピーク。
物販の準備を始める前に、みんなで少し寝転がって流れ星を満喫する。
目の良い人たちは、天の川まで発見。

キッズたちも深夜まで起きていられて大はしゃぎ。
分かるよ。楽しいよね。

打ち上げ直前まで物販のお仕事をして、ついにカウントダウン3分前。

ここでダッシュ!
急いで見守り体制に入る。

■打ち上げ時
すさまじい光の塊が、空へと昇っていく。
音圧で服が震える。

ロケットと私たちの間には雲があり、
その雲に強烈な光が差し込み、水の粒子によって虹が現れる。

あまりの明るさに観客の足元には影ができ、
みんな同じ方向を見上げながら、同じように歓声を上げている。

ロケットが残していく煙は、
ロケット自身の光を受けて影となり、黒く浮かび上がって見える。

ロケットの光は、最後まで目で追うことができた。

見えなくなる直前には、
「星座をつくる星のひとつだよ」
と言われても分からないほど、小さな光になっていた。


動画

私は今回、初めて夜間打ち上げを経験した!
「H3ロケット30S形態と比べてどうだった?」 と聞かれそうだけれど……

まばゆい光のインパクトが強烈すぎて、それどころではない。

「ものすごくすごい!!」
もう、それしか言えない。
語彙力がない……

■打ち上げ後 
西之表港→鹿児島港→鹿児島空港→羽田空港


お仕事を撤収し、朝7時ごろ宿に到着。
睡眠不足でまともな思考ができないので、とりあえず仮眠。

そして、その日の午後のトッピーで怒涛の帰路へ。 席に座った瞬間、寝落ち。
目を覚ますと、すでに鹿児島港に入っていた……。

さあ自分起きて!
ここからすぐ鹿児島空港へ向かわないと、飛行機に乗り遅れてしまうぞ!


※今回のみちびき7号機打ち上げ記念キャリーオンバッグ

急いで鹿児島空港→羽田空港へ。

……え?
関東に接近する台風の影響がある?

羽田空港に着陸できなかった場合は、
中部国際空港もしくは関西国際空港に着陸する可能性があるって?

そういえば、この便はキャンセル待ちが出るほど席が埋まっていたような……。
でも、そんな人数、搭乗口の周辺にはいないなあ……。

とりあえず流れに身を任せて搭乗しようとしたら、
今度は機材到着の遅れで30分ほどディレイ。
あれ~~。

羽田空港から帰宅するためのリムジンバスを予約していた社員が、だんだんソワソワし始める。

結果:到着したのは羽田空港だ!

やったー!!
機長さんたち、ありがとう!!

リムジンバスを予約していた社員は、
預け荷物を早々に回収し、足早に去っていく。

皆さん、お疲れさまでした!
ちなみに、バスには無事に乗れたらしい。めでたしめでたし。

今回の打ち上げの様子、いかがでしたでしょうか?

現地で気になったことや、「こんな雰囲気だったよ!」といった感想がありましたら、ぜひお気軽にSNSまでコメントをお寄せください!

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  • 2026.10.23
  • 16:35

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